いよいよ明日『笑点』歌丸の後任決定!奔走する各誌の“本命”は?歌丸を人間国宝へ


いよいよ明日。『笑点』歌丸の後任決定!
後任探しに奔走する各誌の“本命”は? 


6dcc885d3f1fbae641d11a13eb90aec4_s.jpg


日本テレビ系列で放映されている『笑点』が、
今月15日で放送開始50周年を迎えた。
半世紀にも及ぶ長寿番組は、
いまなお平均15%前後の視聴率を誇る人気番組でもある。

初代司会者は、
この番組を立ち上げた立川談志師匠(故人)。
二代目が放送作家の前田武彦氏(故人)。
三代目になると、
アラフィフには懐かしい「てんぷくトリオ」の三波伸介氏(故人)。
四代目に三遊亭圓楽師匠(故人)と続き、
現在は桂歌丸師匠が五代目の司会者を務めているが、
次回5/22日の放送をもって、
歌丸師匠が『笑点』を勇退するという。

歌丸師匠は、病気療養による休養を除けば、放送第一回からこんにちに至るまで出演し続けた唯一の噺家さんだ。

歌丸さんは「体力の限界」と引退の理由を説明。

肺気腫を患って以来、息切れなどをするようになったといい、
昨年の秋ごろに局側に
「これ以上、迷惑はかけられない。もう引き際だと考えている。」
と伝えたが、

局側から「50周年まで続けてほしい」と説得され、
このタイミングでの引退発表となったそうだ。

「笑点」は1966年5月にスタートした国民的演芸番組で、
歌丸さんは第一回から出演(後略)
(毎日新聞4月30日)週刊新潮のインタビューに、

歌丸師匠はこう応えている。
「あたしを世に出してくれたのは、
五代目古今亭今輔師匠と四代目桂米丸師匠、
そして、やっぱり『笑点』ですね。
この三つが、あたしの大恩人だと思ってます。」

歌丸師匠が恩人のひとりと言う五代目古今亭今輔師匠は、
歌丸師匠が最初に弟子入りした噺家さんだ。
だが、二ツ目に昇進して間もなく、
古典落語をやりたい歌丸師匠(当時は古今亭今児)に対し、
今輔師匠は新作一辺倒だったことに反目。

さらには、なかなか出番を
与えられない若手の待遇改善を訴えたことに、
今輔師匠が激怒。

歌丸師匠は“破門”を言い渡され、
一度は落語界を去った過去もあるのだ。

当時の歌丸師匠には子どももいて、
そのためにポーラ化粧品の
訪問販売員をやり糊口を凌いでいた。

そんな歌丸師匠の復帰を手助けしたのが、
二人目の恩人という四代目桂米丸師匠だ。

これにあわせ、歌丸師匠は今輔一門から
桂米丸一門に移籍する。

そして、新たな師匠となった
桂米丸師匠から「桂歌丸」の名を与えられた。

『笑点』との出会いは、歌丸師匠がまだ二ツ目のときだ。

当時、29歳、「よく言われるのは、
「あのメンバーだから人気が出たんじゃないか」ってこと。
でも、あたしの感覚はその逆で、
「これから売れそうな人を集めたから人気が出た」と思っています。

それが出演者を選んだ
(七代目立川)談志さんの凄さだと思うんですよ。
だからあたしはこうも言います。

二人の師匠と『笑点』以外の恩人は立川談志だってね。 
歌丸師匠によると、
故・立川談志師匠は表立った印象とは異なり、
かなりマメな性格で、平素から後輩の活躍ぶりを観察していたのだそうだ。

若手が出演する小咄会などにも
足繁く足を運んでもいたという結果、
笑点大喜利の初代メンバーに談志師匠が選んだのは、

歌丸師匠をはじめ、五代目三遊亭圓楽、柳亭小痴楽(後の春風亭梅橋)、
三遊亭金遊(後の小圓遊)、林家こん平の五人。

司会者の談志と圓楽が真打ちで、他はみな二ッ目だった。

「談志さんにしてみれば、これから落語界を
背負って立つメンバーを選んだということなんでしょう。

それぞれの所属先が落語協会とか、
落語園芸協会というように違っても、
関係なく声を掛けて誘っていました。

そういうのに囚われる狭い感覚ではなくて、
単純に“面白い奴”を選んだんだということだと思います。

あたしが言うのも何だか口幅ったいけれども、
その後は大喜利メンバー全員が人気を得て落語会を支えてきた。

そういうところは、まさに談志さんの炯眼でしたね。 
が、出足は順風満帆とはいかなかったらしい。

司会の談志師匠がブラックユーモアを好んだこともあり、
メンバーの回答に“玄人”は笑うが、
一般視聴者はついていけなかったのだという。

談志師匠は、こんなやり取りを好んだそうだ。
「酔っぱらい運転は何故いけないか?」
「人を轢いたときに達成感がないから」
「あなたいい身体してるね。頭も良いし綺麗だし、
モデルで売れたら一日で500ドルくらい稼げるよ。
稼げなかったら? 一晩で稼げるだろ」 

昭和40年代初頭にこれをやったのだから、
談志師匠はやはりすごいとしか言いようがないが、
視聴者が引くのも頷ける。

「談志さんはそういう笑いが好きだったけど、
圓楽さんやあたしも、いや、
実を言うとほかの皆も好きじゃあなかった。

あたしもたまには談志さんにお付き合いをしましたけど、
普段はきれいに笑いが取れる答えを考えていました(後略)」 

いつしか出演者とのあいだに溝ができ、
談志師匠は番組の生みの親ながら
3年半で『笑点』の司会を降りる。

後を継いだのが前田武彦氏だったが、
視聴率が一桁台に沈む回もあり、
わずか1年で降板。

三波伸介氏が三代目を引き継いだ。
「ところが、三波さんもお山の大将だから、
こっちが投げた球を上手に受けてくれることもあれば、
スッと流しちゃうこともあるわけです。

最終的には10年以上続きましたけど、
82年に突然お亡くなりになって、
それで圓楽師匠が四代目の司会者になったんです」 

だが、三波伸介氏が司会に就任して3年目の'73年10月、
『笑点』は驚きの視聴率 40.3%を記録する。

当時の視聴者は、誰もが、
歌丸師匠と故・小圓遊師匠の“ケンカ”を見たがった。

「あたしらのケンカのきっかけを拵えたのは、
大喜利のお題だったんです。
「新聞を読んでひと言」というもので、
あたしが「おい、小圓遊が殺されたよ」って笑いを取ると、
小圓遊が負けじと
「その小圓遊殺しの歌丸が捕まったよ」
って続けたんです。

それであたしはもう一回手を挙げて、
「小圓遊殺しの捕まった歌丸は無罪になったよ」
って言ってやった。

これがもう、バカウケしましてね。
余りの大ウケぶりに、
それからもやりあうことになったんです。 

それからあたしの奥さんの名前は
「冨士子」って言うんですけど、

小圓遊の奥さんも字が違うけど
「藤子」っていう。

だから、お互いに恐妻家みたいな感じで
ネタにしたこともありました。」 

二人のケンカを真に受けた視聴者から
“二人を仲直りさせてほしい”との投書が寄せられ、
番組では両者の“手打ち式”を執り行ったほどだ
(握手をした直後に大喧嘩を始めるというおまけ付き)。

歌丸×小圓遊のやり取りがあまりにも面白いものだから、
都内で開かれる寄席や地方の落語会には、
二人一緒に呼ばれる機会が増えたという。

訪れる先々でケンカをし大爆笑を取る二人に、
当時人気絶頂にあった『Wけんじ』が
“二人にゃかなわねえ”とシャッポを脱いだそうだ。

「小圓遊が悪口を言うと、あたしが箒を持って追いかけ回す。
そんなドタバタも面白いんだけど、途中でハッと気がついたんだ。
こりゃいけねえ。これじゃ大喜利の歌丸だ。
俺は落語家の歌丸なんだ。ってね。
それからは、できるだけアイツから離れるようにして、
掛け合いも控えるようにしたんです。
あの時のことは、今でも覚えてますよ。

久しぶりに高座に上がって
落語をやってたんですけど、これが全然ウケなかった。

それで「これは違うぞ」って肌で感じたんです。
小圓遊との掛け合いは楽しかったし、
お客も大笑いするから気分も良い。

だからか、寄席に出たって
小圓遊との掛け合いでごまかしちゃうんだね。

それで肝心の落語は全然やっていないんですから、
お客にウケるわけがない、もうね、

「小圓遊とやってないと
お客のウケはこんなに違うのか、
自分一人だとこんなものなのか
ってもの凄く不安になりましたよ」

これが歌丸師匠の真骨頂。

不安になれば、基本に戻り
本職に磨きをかける事を重視する姿勢は、
誰にも人生訓として教訓になる。

恒例になった小圓遊師匠との掛け合いで
ウケることを良しとせず、
落語で客を笑わせるのが
噺家としての矜持(きょうじ・プライド)。

『笑点』勇退後も、
“これからは、少しゆっくり落語の勉強をしたい”
と言う歌丸師匠の言葉にも現れている。

芸歴65年の重鎮が、
なおもこんなことを言い、
職に向かう姿勢がぶれない。

「あたしは落語家ですから、最後は落語家として終わりたい。
と言ってもまだまだやりたいことはたくさんあります。
今年八月には国立演芸場の中席(中旬の公演)で
三遊亭圓朝師匠の「江島屋怪談」をやる予定です。
これからは「笑点の歌丸」以外の姿も、
見たり聞いたり楽しんで欲しいですね」

彼が本当に愛する落語。
これからが、
彼の一番やりたかった事、
専念したかった時間になるかもしれない。

そう言われても、笑点ファンとすれば、
歌丸師匠のいない『笑点』を想像するほうが難しいだろう。

今までで、一番と言っていいほど焦点を笑点らしく
仕上げてきた。と言って過言ではないだろう
功績は大きい。

にぎやかになっているメディア各誌は、
まだ発表されていない“後任”探しで持ちきりだ。
週刊文春は、大本命と言われる
六代目三遊亭円楽師匠を直撃。

彼は、各紙でいろいろ言ってるので、
どれが本音かわからない、、が、
「やれって言われたらやるけどね。
でも、俺はこっち(回答者)でにぎやかしているほうが
面白いんじゃないかな。まとめろと言われたら、まとめますよ」

ちょっとその気になっているようだ。
週刊ポストが報じたところでは、
やはり大本命は円楽師匠だが、
円楽師匠が司会になると師匠の席が空く――。

「林家こん平の後にたい平、
歌丸の後に昇太だったように、
円楽が司会になれば、
空席には円楽一門会の若手を据える
というのが一番しっくりくる。
だが、同一門会には有力な
若手がいないのが実情なのです」
(落語関係者)

『笑点』大喜利メンバーの六人は、それぞれ
「落語芸術協会」「落語協会」「円楽一門会」から二人ずつが選ばれている。

立川談志師匠が『笑点』と袂を分かって以降、
立川流の落語家が選ばれていないことから、
今回の50周年を機に、
立川流からは立川志の輔師匠・談春師匠は、
二人とも打診を断ったとの話。

他にも、春風亭小朝師匠、春風亭一之輔師匠といった
人気者の可能性も浮上しているとのことだ。

そして、一部では、笑福亭鶴光師匠といった
“ウルトラC”の噂の候補もあるらしい。

「鶴光は、上方落語協会と芸協の
二つに所属する唯一の噺家で、
歌丸の盟友でもあるんです。
実現すれば、メンバーで初めての
上方となり話題性も抜群です」


もし、鶴光師匠が司会をやったら、、、
つるこうでおまぁ~

本人の20日のツイートでは、
2016-05-20
司会、今楽屋でも笑点の司会は誰になるのか?
もっぱらの噂普通どおりか、
またはあっと思う人物か?・?と出ていた。

また、歌丸師匠勇退の報を受けた時は、

え~歌丸師匠笑点の司会降板? 昨日あったばかり、後任は他から持って来るのかメンバーの中からやるのか??
とツイートしている。

相手がしゃべりかで盛り上げていくのに
手馴れているせいもあり、
どうも関係者の脇も固く、
なかなか、本命の情報が洩れてこない。

彼らの他にも、
笑福亭鶴瓶師匠やビートたけし氏、タモリ氏、
所ジョージ氏、爆笑問題の太田光氏らの名も挙がっている。

関ジャニ∞の村上信五くんを
司会にすれば女性視聴者が増えるのではとか、
予定調和では面白味に欠ける
ここは思い切って壇密さんで、
と言うのは週刊プレイボーイ。

六代目となる新しい司会者は、
歌丸師匠の最終出演回となる
22日の生放送で発表される見込みだ。

こういう盛り上げ方が、日テレ的と指摘のライターも、、、

歌丸師匠が司会を務める笑点は終わる。
師匠の勇退は、ひとつの時代の終焉を見る事になる。
さみしさが残ることになるが、、、

この先、機会があれば、
歌丸師匠が出演される興業や寄席、独演会などを
一度でいいから見てみることをお勧めする。

チケットは高額で入手は困難だが、
歌丸の高座を見た~、ときっと一生の思い出になる事だろう。

明日5/22、いよいよ、
“笑点、歌丸”師匠は見納め。”となる。
見逃さないように!

参考記事:週刊新潮5月19日号週刊文春5月19日号週刊ポスト5月27日号週刊プレイボーイ5月22日号他

精選落語 桂歌丸 CD3枚+DVD1枚セット CD

価格:8,640円
(2016/5/21 18:46時点)
感想(0件)




NHK CD 至芸 桂 歌丸 特選落語名演集 CD8枚+DVD1枚セット

価格:16,200円
(2016/5/21 17:04時点)
感想(0件)




桂歌丸 怪談 真景累ヶ淵DVDセット【落語 DVD】

価格:25,200円
(2016/5/21 17:09時点)
感想(0件)







桂歌丸師匠を「人間国宝」にしましょう!!

発信者:六代目 三遊亭円楽
Shibuya-ku, Tokyo


六代目三遊亭円楽でございます。

歌丸師匠は、既にミイラには成りつつあります。…


そういう冗談は番組の中だけにして、

真剣に「人間国宝」になっていただきたく、このページを借りて訴え、また同志を募る次第です!


所謂、人間国宝、無形文化財保持者の選択基準は良く知らないが、私なりに考えると、伝統芸能の技能継承をきちんとしており後世への伝達を確かにして行ける者。さらには、その芸の世界を世間的にも知らしめ高めた事も重要な要素だと思います。 


その観点から、歌丸師匠は新作からスタートし、笑芸のエッセンスを良く学び、更に古典の継承の重要性、発展の方法を考え圓朝物と云われる落語中興の祖である圓朝師匠の作品を現代に合うべく語り直し、


志ん生、圓生等の先人の作品の滑稽噺から人情噺まで幅広く手掛け好評を得ており、


後輩達の手本となり、若手にも稽古指導の手間を惜しまず、更に自ら落語という芸能を多くの方に広く頒布、認知して貰う為、


老骨に鞭打ち日夜、東奔西走、日本中で実演の日々を過ごしています。


また今年度50周年を迎える人気テレビ番組「笑点」の回答者から司会者になり、第一回からの唯一の出演者として、落語家達の地位の確立にもひとかたならぬ尽力をしてきました。


芸歴も60年を越え、なお第一線で活躍し落語界の為に頑張っている歌丸師匠こそが重要無形文化財保持者に相応しいと考え、皆様に御訴えする次第です。


我々の落語界の先人達の紡いできた落語の継承と進化に力を注ぐ歌丸師匠を人間国宝にしましょう。


「桂歌丸を人間国宝にする会」

会長 六代目三遊亭円楽


 


【公式ページ】

http://www.mamekana.co.jp/utamaru-kokuhou/index.html

実現したい「チェンジ」は何ですか?

キャンペーンを作成しましょう



この記事へのコメント